IoTフィールドバス通信対応IO-Linkマスタ
OTとIT間のセキュアな融合
インダストリー4.0を導入した最新の製造環境であっても、外部に対するセキュリティ対策は一番の重点課題となっています。
IoT化を実現するIO-Linkマスタ・モジュールは、自動化ネットワーク内のセンサが収集した情報を、フィールドバス接続により上位機器へ送る分散型ゲートウェイです。ITレベルには、独立したIoTポートにより接続を切り離してEthernetソケット通信を行います。データは、広く普及しているTCP/IPを利用しJSON形式で通信します。これにより、設備機器のセキュリティが確保され、ITレベルとERPシステムで工場のプロセスデータを安全に処理することができます。
簡単に設定できるmoneo configure SA
moneo configure SAソフトウェアは、IO-Linkインフラのネットワークを自動検出し、階層ツリー構造に配置して直感的に操作し設定することができます。各マスタとセンサをパラメータと共に表示し、ソフトウェアによる一元管理が実現します。
過酷なアプリケーションに強いフィールドバスモジュール
モジュールは、丈夫な材質のハウジングを備え侵入耐性に優れ、クーラント用産業アプリケーションや、食品産業用ウェットエリアで直接使用できます。ecolinkコネクタM12接続により、外部からの水分等の侵入を長期にわたり確実に防ぎます。
またアクセサリを使用して、IO-Linkアクチュエータ接続用に補助電源を供給することも可能です。ケーブルは最大20mまで接続できます。