金属面との正確な距離検出が可能な近接センサ
測定システム機能を高いコストパフォーマンスで実現
自動車産業における鉄、ステンレスやアルミなど非磁性金属の鋼板・鋳物の検出、食品産業における粉砕機の距離検出など、金属面との距離検出は幅広い産業で行われ、正確さが要求されます。新しい高周波誘導式近接距離センサは、こうしたアプリケーションの測定システムに匹敵する機能を手頃な価格で実現します。
精密な距離検出
センサは、高周波誘導原理の非接触式検出により、マイクロメートル単位の距離値をIO-Linkで伝送します。金属の種類に関係なく安定した測定が可能です。そのためさまざまなアプリケーションにお使いいただけます。センサは調整済みの状態で工場から出荷しており、接続後すぐに使用することができます。ワークの形状に違いがあっても、IO-Link の1点校正またはさらに正確な3点校正機能によって高い精度を実現します。
丈夫さを追求したデザイン
センサ長60 mmのハウジングは、標準M12・M18・M30の各サイズと、埋込式と非埋込式の取付タイプからお選びいただけます。またセンサのデザインは、磁界耐性に優れたステンレス製のねじ切スリーブ型となっています。これによりIP69Kの高い保護構造を備え、過酷な環境でも使用できます。