技術要件と情報 – moneo
moneoのアプリケーション
moneoソフトウェアはさまざまな端末機器や仮想環境で動作できます。ifmでは、設定済みのmoneo applianceハードウェア(QHA210およびQHA300)または、moneoソフトウェアがインストールされたmoneo vAppliance仮想マシン(QVA200)を提供しています。一方、Windows環境にインストールする場合、moneoはソフトウェア単体のソリューションとして提供されます。
moneoのソフトウェアモジュールを使用するには、対応するライセンスをご購入いただく必要があります。ご利用のCPUのスペックと性能に応じ、moneoのインストールで見込まれる性能値は以下の通りです:
パフォーマンスクラス | プラットフォーム | infopoint (データフローレート(値/秒)) |
計算値 (計算値/秒) |
ナビゲーション ノード数 |
スマート リミット数 |
---|---|---|---|---|---|
S |
Windows |
2500 |
100 |
3500 |
5 |
moneo |
|||||
L |
moneo |
10000 |
300 |
12500 |
50 |
1.)技術的な詳細については、製品コード番号をクリックしご確認ください。
AMS(Appliance Management System)管理インターフェイスを含むmoneoアプライアンスでmoneoを選択した場合、以下の性能値が見込まれます。
注意:
moneoとifmのIO-Linkマスタの互換性
moneoは、MQTT/JSON経由で通信するifmのすべてのIO-Linkマスタと互換性があります。第1世代のIO-Linkマスタ(ファームウェアバージョンV1.n.n)はサポートされませんが、ソフトウェアの更新により新しいバージョンに更新できます。
次のシリーズはサポートされます。
- DataLineシリーズファームウェアバージョンV2.0.n以上
- CabinetLineシリーズファームウェアバージョンV2.0.n以上
- StandardLineシリーズファームウェアバージョンV2.1.n以上
- PerformanceLineシリーズファームウェアバージョンV3.0.n以上
現在記述されているmoneo RTMのユースケースでは、次のシリーズのIO-Linkマスタが使用されています。
- AL 13xx(DataLine)
- AL19xx(CabinetLine)
Moneo RTMとIO-Linkマスタの通信は、マスタのIOTポート経由で行う必要があります。
AL11xx、AL12xx、AL14xxシリーズのIO-Linkマスタには、専用のIoTポートはありません。RTMアプリケーションでも使用できます。これらのデバイスはIOTアプリケーション向けに最適化されていないため、パフォーマンスが制限される可能性があります。
さらに、USBポートで接続できるIO-LinkマスタE30390およびAL1060を使用して、moneo configure 経由でIO-Linkデバイスを設定することができます。これらのマスタは、moneo RTM アプリケーション向けではありません。