ifmは2019年に設立50周年を迎えます - ifmのあゆみ
ifmは1969年10月29日に誕生: ifm electronic geräte gmbh+co kgという名前で始まった会社は、同じ年に220Vの高周波誘導式近接センサーの発明で成功をおさめ今日のifmグループに成長しました。
後にifmの設立者となるセールスマンのGerd Marhoferと電気エンジニアのRobert Buckの2人は、ifmを設立する数年前に、他とは違う方法で誰よりも良い品質・信頼性・サービスを提供したい。という熱意を持ちながら、アルザス地方にある圧延鋼材のプラントメーカーで働いていました。この仕事で終わりたくないと考えていた彼らは、1967年にドイツのテトナングにあるRobert Buckのアパートでセンサーと回路の製作を始めました。Gerd Marhoferの企画に基づいてRobert Buckが供給電圧220Vの高周波誘導式センサーを設計しました。当時、このような非接触の検出技術を持つ会社はどこにもありませんでした。「Robert Buckは、普通では考えつかないことを思いつくすごい開発者で、まるで回路の中に入って研究しているようだった。」と、後にGerd Marhoferは回想しています。一方、Robert Buckはかつて「誰もやったことのない電子技術を使って課題解決に挑戦してみたかった。」と言っています。
検出体の接近による電磁誘導の原理を取り入れた220Vの高周波誘導式近接センサーの開発をきっかけに、ifm electronic geräte gmbh+co kgは設立されました。ifmが当初扱っていた製品は、検出距離10mmと20mmの高周波誘導式センサーのみでした。
それから半世紀が経ち、現在ifmは一般向けのソリューションだけでなく、産業毎に異なる特殊な要求に対応する製品も豊富に取り揃えています。ポジションセンサーやプロセスセンサーに加え、モーションコントロールユニットやセーフティセンサー、そして画像認識ユニット、バスシステム、認証システムや建機・特装車向けのモバイルシステムも提供しています。そして、より一層革新的なインダストリー4.0ソリューションの開発を続けています。