ポイントレベルの連続的範囲監視用KQ10
1台のセンサーで3つのスイッチポイント
- プロセス外からの連続的レベル監視
- 非接触の検出で媒体にストレスを掛けない
- 1台のセンサーで3つのポイントレベル位置
- 堆積物を検出して信号を送ることにより、プロセスの品質向上
- 複数のKQ10をIO-Linkで接続可能
空およびオーバーフロー条件の連続的監視
範囲監視用のKQ10は、非金属壁を通して「見る」ことができ、粒子や液体を非接触で検出します。 そのためメンテナンスは不要です。 0~100 %のプロセス値を、250 mmの全長にわたって不感帯なしで連続的にIO-Link経由で伝送できます。 20個のLEDで容器内の実際のレベルを直接センサーに表示します。 複数のKQ10を組み合わせる場合、それに応じて検出範囲を増加できます。
1台のセンサーで3つのスイッチポイント
通常3台のセンサーが必要な、最高3つのポイントレベルを、1台のセンサーのみで監視できます。また連続範囲監視が可能です。 スイッチポイントとNC / NO、ヒステリシスまたは方向、センサーの検出範囲などの機能を設定できます。
ポイントレベルと連続的レベル監視
2つのポイントレベルセンサーをタンクの下端(空)と上端(オーバーフロー)に設置する従来のソリューションとは異なり、KQ10は1台で3つのスイッチポイントを備え、空、満、オーバーフロー条件を示すことができます。 これによりセンサーの台数と取付けの複雑さを軽減できます。 さらに250 mmの範囲で連続的にレベルを測定し、IO-Link経由でパーセント値として、スイッチング状態と共に提供します。 タンクの内壁に軽い付着があってもレベル検出を妨げることはなく、しきい値を超えた場合はスイッチング出力またはIO-Linkで信号を送信できます。 この常時状態監視により、計画外の生産ダウンタイムを回避できます。
KQ10を選ぶ理由
1つの外装に複数の ポイントレベルセンサー |
タンク外から 測定 |
連続 監視 |
媒体に 影響されない |
取付けと配線の複雑さを 大幅に軽減しながら 広い検出範囲 |
媒体によるストレスなし タンクへの介入または穴は 不要 |
フォローアッププロセスを 正確に計画して、堆積物などに 迅速に対応 |
センサーをさまざまな 媒体に設定するだけ |
小型タンク
産業
- プリンター(ガラス、陶器、3Dなど)
- プラスチック処理
メリット
- 媒体による機械的、化学的ストレスなし
- 全センサー長にわたって正確にレベル測定
- タンク穴は不要
- 予測的計算 – あとどれぐらい生産できるか?
大型タンク
媒体
- 液体
- 粒状の検出体
メリット
- タンクサイズとは独立
- 複数のセンサーをIO-Linkで接続可能
- 1台のKQ10で、複数のポイントレベルセンサーの代わりに空およびオーバーフローを監視
- 堆積物の増加を確実に検出して通知
バイパス/パイプ
媒体
- 液体
- 粒状の検出体
メリット
- バイパスへのシンプルな取付け
- 直径10 mmの非常に表示沿いパイプでも連続監視
- はっきり見やすいLEDで、不透明なパイプでもレベルを提示
IO-Linkによる付加価値
製品とプロセスの品質向上 品質管理は生産プロセスとともに開始 |
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ダウンタイムの最小化 メンテナンスをより正確に計画してプラントの効率向上 |
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プロセスの透明性向上 測定値はインテリジェントなデータに |
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柔軟性の向上 さまざまな媒体や処方に対するプロセスの適応性 |