磁気位置センサーと状態監視を1つの外装に
強磁性体の連続検出、高分解能によりスイッチング範囲のわずかな変化も検出
- 機械の稼働率が高い: 検出距離が減少した場合に摩耗を通知
- 予防的メンテナンス: スイッチングゾーン内の汚れの程度を検出
- 工具の寿命を監視: 内蔵の動作時間およびスイッチングサイクルカウンター
- 迅速なアプリケーション固有スイッチポイント設定
磁気位置センサーと状態監視を1つの外装に
ifmの新しいスマートセンサーは、明らかになったときには遅すぎるような状況を通知します。 センサーの高分解能により、スイッチングエリア内の非常に小さな変化も検出します。 位置センサー機能に加えて、ユーザーの設備における状態に基づくメンテナンス用に追加情報を提供します。 MQ2は検出面の前にある強磁性体を連続的に検出します。 電流値が設定されたしきい値を超えると、清掃を手配できるようにIO-Link経由で汚れを通知します。 機械的な摩耗などによって生じるスイッチングエリアの変化の場合も同様です。 内蔵の動作時間およびスイッチングサイクルカウンターにより、選択した回数のスイッチング動作に到達した場合に通知が提供され、工具をターゲットを絞ってメンテナンスできます。
「近すぎ」機能
2つのIO-Linkスイッチポイントを、LR Deviceソフトウェアにより簡単に設定できます。 選択した距離(たとえば300ディジット)にワークが来ると、センサーの最初のスイッチポイントがアクティブになり、オレンジLEDが点灯します。 距離がそれより短い場合(100ディジットなど)、つまりワークが以上に近づいた場合、これはスパナの曲がりなど、プラントの摩耗を示します。 この場合、2つ目のスイッチポイントがアクティブになり、IO-Link経由で信号が提供されます。 これにより必要な時にメンテナンスを実施できます。
IO-Linkのメリット
- 2種類のスイッチポイントを設定して、プラント内の摩耗や汚れなどによるドリフトを検出
- 汚れと接近する物体とを区別するためのスイッチオン遅延
- 内蔵の動作時間およびスイッチングサイクルカウンターでターゲットを絞った工具交換
- 設備まで行かずに、ラップトップから容易に設定
- プラントと位置IDにより、アクセスできないエリア内のセンサーを容易に特定
- ディスプレイによりマシン外部の「健全性」を容易に読取