Bluetoothアダプタを使用してIO-Linkデバイスの設定と監視
IO-Linkセンサをスマートフォンでチェックおよび設定
ifmはIO-Linkマスタ用Bluetoothアダプタで、マスタに接続されたデバイスとマスタ自体のデータ読取りおよびパラメータ設定に便利な機能を提供します。プラントからIT部門へ移動することなく状況に対応し、プロセスのフローを維持できます。パスワード保護により、既存のパラメータ設定に対する不要な改ざんを予防します。
無料のアプリでグラフィック表示可能
AppleおよびAndroidスマートフォン向けに無料で利用可能なアプリの主な特長にグラフィック表示があります。それによりTCC温度センサやMVQ101バルブセンサなどのパラメータ設定がさらに容易になります。
ソフトウェアおよびハードウェアの要件
アプリにはバージョン10.3以降のiOSまたはバージョン5.0以降のAndroidが必要です。Bluetooth 4.1に対応しているスマートフォンが必要です。タブレットでも表示可能ですが、タブレットでのフルバージョン利用は次回の更新で反映予定です。
Bluetoothアダプタはファームウェアバージョン2.1以降のすべてのifm IO-Linkマスタに使用できます。Bluetooth ClassicとBluetooth Low Energy(BTLE)の両方でご使用いただけます。範囲はそれぞれの設置状況によりますが、約10~30メートルです。
記録したプロセスデータをメールで送信
Bluetoothアダプタでプロセスデータを記録できます。記録データをmoneo blueから直接zipファイルで送信して、コンピュータ上でさらに評価できます。
* このプラグを使用できる国のリストは、Bluetoothプラグのデータシートをご確認ください。
食品製造施設での使用例
お客様は製品フローに合わせてバルブを調節したいと考えています。Bluetoothアダプタはシンプルなソリューションです。マスタに接続し、スマートフォンまたはタブレットにダウンロード可能な無料のmoneo|blueアプリで、バルブ位置を手作業で適切なセンサ値に調整できます。検証用にプロセスデータを記録できる記録モードは、起動時から利用できます。