IO-Linkマスタ:センサをPLCおよびIT環境に接続
- 新しいIoTコアでインダストリー4.0に対応
- オートメーションとITネットワークとの分離
- V1.1の全機能を備えたIO-Linkポートx4または8
- PROFINET、EthernNet/IP、EtherCat、Modbus TCP、TCP/IP JSONまたはPowerlink
- マスタとデバイスはmoneo configureソフトウェアから設定可能
オートメーションおよびIT分野向けIO-Linkマスタ
分散IO-Linkマスタモジュールは、スマートなIO-Linkセンサとフィールドバスとの間のゲートウェイとして機能します。また、同時にスマートセンサの重要な情報をIT環境に送信できます。独立したIoT Ethernetソケットにより、ITネットワークをオートメーションネットワークから完全に分離してセットアップできます。センサ情報は確立されたTCP/IP JSONインターフェースを介してIT環境に伝送されます。
過酷なアプリケーション向けの堅牢なフィールドバスモジュール
特殊な外装材質と高い浸入耐性(IP 67またはIP 69K)により、クーラントアプリケーションまたは食品産業のウェットエリアで直接使用できます。ecolink技術により、接続ケーブルを高い信頼性と恒久的な浸入耐性のM12接続を保証します。
利点とユーザーメリット
オートメーションとITネットワークとの分離
マシンのアップタイムは最優先事項です。オートメーションネットワークが外部の要因によって中断されることは、何としても避けなければなりません。そのため、このユニットはITとオートメーションネットワークとを分離する、独立したIoT Ethernetソケットを特徴としています。つまり、重要なセンサ情報を安全にITおよびERPシステムに送信できます。
moneo configureによるセンサー設定
直感的に操作できるソフトウェアで、ネットワーク内のすべてのIO-Linkマスタを検出し、装置全体の概要を作成できます。また、接続されたすべてのセンサがそれぞれのパラメータとともに表示されます。そのため、システム内のすべてのセンサのパラメータを中央の1点から設定できます。
センサ接続が容易
センサとアクチュエータは、M12(規格)接続ケーブルでシールドなしで接続されます。デバイスタイプによって、4つまたは8つまでのIO-Linkセンサを接続でき、3.6 Aまでの電源を使用できます。EVC693またはEVF693アクセサリを使用すると、IO-Linkアクチュエータ接続用にさらに補助電力を供給できます。ケーブル長は最長20 mまでサポートします。