IO-Link: IoT化実現への近道
より高いパフォーマンス。 より少ない作業。
ifmのIO-Linkセンサにより、IoTの実現が身近なものになります。 セットアップが簡単で、機械レベルからERPソフトウェアまで精度の高いデータ伝達で、すぐに機械の状態監視ができます。IO-Linkが実現する効率向上とコスト節約を、ぜひお客様ご自身の目で確かめてください!
これらの結果は、以前はアナログセンサの標準的な並列結線を使用したお客様が達成したもので、主な要因は設置時間の大幅な短縮、必要なコンポーネント数の削減、コントローラに容易に統合できることです。
IO-Linkはセンサ、アクチュエータ、および制御の主要なメーカーによって開発されました。 その結果、オートメーション向けの標準化されフィールドバスに依存しないインターフェースができました。 これにより、複雑なアドレス設定なしで1:1(point to point)接続を確立できます。
簡単なセットアップ、センサの迅速な交換
IO-Linkデバイスは簡単に、たとえばM12コネクタで接続できます。 そのため配線の誤りによる誤動作は排除できます。 標準の産業用ケーブルをデータ伝送に使用できるため、必要なケーブルの種類を削減できます。 さらに、PLCに戻る必要のあるケーブルは1本のみで、IP69Kのため多くのIO-Linkマスタはフィールドで直接使用できます。
IO-Linkマスタを使用すると、接続されているセンサのすべてのパラメータがそこに保存されます。 後で同じ型式のセンサに交換する場合、保存されたパラメータが自動的に交換後のセンサに書込まれます。 改めて設定する必要はありません。
この便利なプラグ&プレイ交換は、ベンダIDとデバイスとIDの固有のデバイスIDによって可能になります。 IO-Linkを使用するとデバイスをチェックできます。 これによりデバイスが不適切なユニットに交換されないことが保証されます。
正確に、測定値を干渉なしで伝送
従来型センサの測定値は、デジタルおよびアナログに複数回変換されてからPLCの最終評価に送られるため、正確な測定値が失われてしまいます。 IO-Linkは、24 V信号に基づいて純粋にデジタルな形でデータを伝送するため、変換もロスもありません。
さらに、信号の伝送は外部の影響には反応しません。 シールドケーブルや関連する接地は不要になります。 データは産業標準のケーブルで伝送できます。 新しいテクノロジにより、高価なアナログ入力カードも不要になります。
ifmのハイジェニック圧力センサは圧力タンクのレベルを検出します。 過去には、レベルのアナログ信号伝送中の変換ロスとEMC干渉により、不正確になっていました。 IO-linkにより、測定値は純粋にデジタル伝送されるため、正確な測定値がコントローラに伝送されるようになります。