ifmの品質保証体制
「高い製品品質と緻密なデータに裏付けられた技術でifmの絶対的な価値を実現する」
このifmの基本方針を、従業員全員が忠実に実践しています。それを具現化したものが、ifmが製造した全製品に適用する5年保証です。これにより、製品に対する自信をご理解いただけると思います。最高の品質保証体制によって、すべての製品が長期にわたり正常に機能することを確信しています。
ISO 9001による品質マネジメントに基づき、ifmは独自の基準や品質水準、検査プロセスを構築しています。
初めから終わりまで、こうした基準や検査プロセス・要求事項に適合していなければ、最終検査には合格できません。それは調達に始まり、受入検査や量産前の長期耐久試験、製造プロセスで行われる抜き取り検査を経て、最終試験まで行われます。また、常にお客様からのご意見を取り入れ、品質を見直して継続的な改善に努めています。
つまり、中途半端に作られ品質を保証できない物を製品にはしません。最高水準の製造装置と最新技術の検査設備に加え、人材が重要な役割を果たしています。私たちの経験と定期的な情報交換、そして長年培った専門知識も、お客様にお買い上げいただいた一つ一つの製品に満足していただける理由です。手に取っていただいた日から、センサが寿命を迎える日まで満足してご使用いただけます。
1000時間温度サイクル試験
厳格な試験・検査による信頼性の維持向上
もし基準がなければどうなってしまうのでしょうか?比較できずばらつきが生じて、信頼性に欠け精度が低下します。それがまかり通ることになります。では、どうすれば安定して高い信頼性と精度を持つ製品を製造できるのでしょうか?そのためには、一般的な要求仕様よりも厳しい独自の基準を設けて、想定内・想定外のすべてのアプリケーションで最高の性能を提供できるようにすることです。そうすれば、いつも安定した高い信頼性と精度を持つセンサが製造できます。
ifmはどのようにそれを実現しているのでしょうか?ifmでは、最初に厳しいストレス試験を実施します。
- 新たに開発されたセンサは、最初に急激な温度変化の環境に1000時間耐久できることが要求されます。ここで少しでも損傷があると、量産認定を受けられません。
- 製造工程の間に、通常の使用条件や非常に厳しい試験条件を課された性能テストを何回も行います。
- 耐久性については、インライン試験と抜き取り試験の両方を行う他に特殊な機械を使った過酷な試験も実施します。
こうしてifmは、社内で課す厳しい要求を満たした製品のみをお客様にお届けし、常に最高の性能にご満足いただけるよう努めています。