食の安全
彼女がデジタル化の可能性さえ知っていれば…
私たちにとって、「食の安全」はおとぎ話でも抽象概念でもありません。私たち、そしてお客様、食品チェーン店にとって必要不可欠なものであり、最優先項目です。白雪姫の童話と違って、消費者は本来、余計なことを考えずに食べ物を摂取できるはずです。しかしWHOによると、今でも汚染された食品が原因で、毎年6億人が病気にかかり、42万人が死亡しています。
ifmは統合された自動化ソリューションにより、長年にわたって食品業界をサポートしてきました。このソリューションは、HACCPのコンセプトに基づいて、生産、加工、包装、コールドチェーン(低温流通)の工程の透明性を確保し、安全にするためのものです。これにより、標準プロセスからの逸脱が迅速かつ高い精度で検出され、潜在的なリスクが最初の段階で排除されます。このようにして、ifmのお客様は「安全な食品製造」における責任を果たしています。
センサからERP、そして、農場から食卓へ。ifmのシームレスなデジタル化ソリューションは、製品の明瞭なトレーサビリティを実現します。材料の調達から販売までの工程がスムーズに行われていることを保証することは、すべての利害関係者に関連する必須の問題です。そして、この問題は、食品を扱う際に得られる最も高い価値、つまり信頼につながります。信頼は、製造会社や加工会社にとっても重要ですが、何よりも消費者にとって重要です。
最新の自動化でリスクを減らす
ifmは1969年以来、自動化とデジタル化の分野における専門知識と業界のノウハウを提供し、食品業界のお客様のさまざまなプロセスを支援してきました。また、EHEDG(欧州衛生工学・設計グループ)のメンバーとして、食品製造における最も重要な課題を認識しており、それを解決するためのソリューションを提供しています。
Danone
食品会社のDanoneは、フランスにある最大の乳製品製造所を、オーツ麦の飲料製造所に転換しています。また、施設の転換に伴う近代化において、ifmのデジタル化ソリューションを利用しており、製造工程全体を一か所で監視できるようにしています。
Wildberg
Zurich Oberlandのチーズ製造は、何年もかかる熟成プロセスまで含めて高度な製法を使用し、高品質の牛乳から深い味わいを創り出しています。その成功を支えているのは、最新鋭の自動化技術です。各種センサにより、多数のプロセスパラメータは確実に規程内の値になるため、製品の高い品質が保証されます。
Berchtesgadener Land
Berchtesgadener Landは、高品質な乳製品を幅広く製造している協同組合乳業です。同社は、ifmのTCCセンサと長寿命バルブセンサを使用しています。
ifmを体験する
食の安全に関するifmの製品とソリューションについて、さらに詳しくご覧になりたいですか?弊社の専門家に相談して、プロセスをデジタル化する付加価値についてご確認いただけます。対面、オンライン、ライブ、オンデマンドのいずれかご都合のよい方法をお選びください。
食の安全のWebセミナー
(EN / on demand)
IO-Linkは食の安全にどのように関係しているのでしょうか?ifmの専門家は、お客様にとって最も重要な点を明確にして、デジタル通信規格を定める利点を実用的な面から示します。
ケルンで開催されるAnuga FoodTec 2024
食品業界の最新情報をお届けする今年の国際見本市は、食の安全に関する内容です。ケルンにお越しになれなかった方、またはSM Foodmagの発表などの見本市のハイライトをもう一度ご覧になりたい方は、こちらでご確認ください。
ifmのライブトーク
業界全体で安全性の基準が必要な理由は何でしょうか?EHEDGは、安全性の基準においてどのような役割を果たしているのでしょうか? そして、そもそも絶対的な安全は実現できるのでしょうか?ケルンで過去に開催されたAnuga FoodTecでは、食品業界の安全性およびその他の問題について、EHEDGの会長であるHein Timmermann氏とともにディスカッションしました。このときのトークをもう一度ご覧になりたい場合は、ここをクリックして「Re-Live Talk」をご確認ください。