• 製品
  • 産業別
  • IIoTソリューション
  • サービス
  • 会社案内

非相互作用型IO-Link I/Oモジュール

デジタル/アナログポート搭載でIO-Linkに対応

ifmのIO-Linkマスタは、センサの信号を収集して制御盤不要で直接制御機器に伝送します。

制御側は、収集したセンサのデジタル・アナログ信号により、IO-Link通信と並行してアクチュエータを制御する必要があります。IO-LinkのI/Oモジュールは、こうした制御を確実に行うIO-Linkマスタの最適な拡張機能を実現します。

機能安全要求に対応

アプリケーションによっては、アクチュエータ電源(UA)の制御に機能安全を要求される場合があります。

こうしたアプリケーションに対応するifmのI/Oモジュールは、従属故障を起こさない非相互作用をPL d(カテゴリ3)まで達成し、安全にお使いいただけます。

相互作用なしに切断

安全関連機能では、危険性のあるアクチュエータ電源の供給(UA)はセーフティリレーを使って一括制御を行うことが一般的です。

しかし、現在の分散型フィールドバスシステムは、非安全関連部品のI/Oモジュールの出力によりアクチュエータを制御し、上位のセーフティリレーやセーフティコントローラを使った一括制御でI/Oモジュールへの電源供給が頻繁に行われ、切替動作回数が多くなります。

このため非安全関連のI/Oモジュールは、理論的に障害発生の可能性があり、アクチュエータ電源UAの供給がオフでもセンサ電源(US)が出力へ電源供給を継続することになります。このような理論的な障害を排除するために、モジュール設計を変更しました。

なお、こうした点を「受動的安全(パッシブセーフティ)」と呼ぶメーカーもあり、あたかも安全関連機器であるとの誤解を招く場合があります。そのためifmでは、「非相互作用型(non-interaction)」や「障害除外型(fault exclusion)」と呼んでこれを明確に区別しています。