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レーダレベルセンサ:検出が難しい液面を非接触で監視
誤検出しない安定したレベル監視
レーダレベルセンサLW2120は、容器やタンク内の最大10メートルの液体・粘性媒体のレベルを不感帯なしで測定できます。80GHz帯ミリ波レーダにより、タンク内の蒸気や結露に強い、安定した正確な測定が実現します。
また、アクセサリの拡張アンテナを使うと、密閉タンクの外側からや開放容器内などのレベル測定も可能です。レーダ波は、金属以外の材質は透過するため、樹脂製タンクの外側からもレベルを検出できます。
レーダレベルセンサのメリット
直進性の高い80GHz帯ミリ波レーダ技術により、結露・風圧・蒸気・直射日光・温度変動など環境に左右されず、正確なレベルをピンポイントで安定測定します。
非接触式のため、媒体の付着や撹拌機などの内部構造物による損傷がありません。また、濃度・粘度・温度・圧力・液性などのプロセス条件も測定に影響しません。
容器内の構造物による干渉を抑制するスマートアルゴリズムでパラメータ設定の負担を軽減し、信頼性の高い安定したレベル測定を実現します。
標準M12コネクタ接続により、セットアップ時のミスを防止。パラメータ値を1回設定するだけで、すぐ簡単に測定が始められます。
アクセサリの拡張アンテナを使って、樹脂製の密閉タンクの外側や開放タンクの上部に設置して測定できます。
アプリケーション
システム構成
IO-Linkによる付加価値
- リモートメンテナンス
主要フィールドバスシステムとIO-Link通信に対応し、離れた場所からメンテナンスとパラメータ設定を行うことができます。
- 上位層の構築が不要
- コストを節約し安全性が向上 - 接続するだけで簡単
IO-Linkを使ってレーダレベルセンサを短時間で簡単に設定できます。パラメータ設定が1回で完了します。 - 損失のないデータ伝送
IO-Linkは、信号変換時のロスがなくEMC等のノイズが影響しないデジタル通信のため、データを損なわずに伝送できます。