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ASP サイドローダの衝突回避

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アプリケーションレポート

リアと積載エリア向けの自律運転者支援

現代のサイドローダ車両は、ますます多くの都市で廃棄物処理に使用されています。特に監視指令係なしでバックする際、運転者はリアと積載エリアの安全を守るための技術的サポートを必要とします。ifmはスマート3Dセンサにより、リアエリアでの衝突を回避するだけではなく、サイドの積載エリアの監視も確実に行います。

通常、路上のゴミ箱の中身を空ける作業は少人数のチームで行われます。運転者以外の作業者は、縁石付近にゴミ箱を並べたり、その後車両後方のグリッパにそれを手作業でかけたりする作業で忙しいです。パーターボルン市の廃棄物処理会社は、コストを削減するためにサイドローダ車両に頼っています。従来型の廃棄物車両との違いは、グリッパがリアではなくサイドに配置されていることです。車両オペレータは、住民が前もって置いたゴミ箱に向かって、歩道と平行に廃棄物収集車を操縦します。グリッパが自動的にゴミ箱をつかみ、持ち上げて空にしてから、自動的に歩道に戻します。

メリット:
必要なのは数人ではなく1名、つまり運転者のみなので、人員を削減でき、市と住民の廃棄物処理コストを低いレベルに抑えることができます。

システムはバック時に当社の運転手をサポートしてくれます。つまり、誰かが車両に近づくと、適時に運転者に警告が発せられます。このシステムの大きなメリットは、警告を出すだけではなく、運転者が時間内に反応しない場合に車両を停止させることです。

Dietmar Regener氏 ASP Paderborn、副運用管理者、工学博士

ASPについて

ドイツ・パーターボルン市で廃棄物処理と公衆衛生サービスを行っているASPは、パーターボルン市が運営する、職員160名の公営企業です。

システムはバック時に当社の運転手をサポートしてくれます。つまり、誰かが車両に近づくと、適時に運転者に警告が発せられます。このシステムの大きなメリットは、警告を出すだけではなく、運転者が時間内に反応しない場合に車両を停止させることです。

Dietmar Regener氏 ASP Paderborn、副運用管理者、工学博士

ASPについて

ドイツ・パーターボルン市で廃棄物処理と公衆衛生サービスを行っているASPは、パーターボルン市が運営する、職員160名の公営企業です。

衝突保護

しかしこのワンマン運転では、たとえば行き止まりなどでバックするのが困難です。今までは同僚の1人が監視指令係を担当できましたが、現在運転者は1人です。また、コンテナのサイド載荷のプロセスには、歩行者や自転車、あるいは単に好奇心旺盛な子供が危険なエリアに近づくことがあり、リスクが伴います。そのため、監視指令係の代わりとなり、German Trade Association(ドイツ事業者団体)により代替として認められている、技術システムが車両に実装されました。

ASP Paderbornの副運用管理者で工学博士のDietmar Regener氏は次のように述べています。「システムはバック時に当社の運転手をサポートしてくれます。つまり、誰かが車両に近づくと、適時に運転者に警告が発せられます。このシステムの大きなメリットは、警告を出すだけではなく、運転者が時間内に反応しない場合に車両を停止させることです。さらに、このシステムには別のメリットもあります。リアエリアだけではなく、コンテナへの積載プロセスも監視するのです。状況はバックの場合も同じで、つまり車両がエリアを監視し、運転者に警告を出し、運転者が時間内に反応しない場合は、危険な状況が生じないようにコンテナを空にするプロセスを停止します」

ifmのモバイルアプリケーション向けスマート3Dセンサ

ifmのO3M-Systemは衝突を予測し、必要に応じて積極的に運転に介入します。センサ外装には完全なインテリジェンスが組込まれ、使いやすいオペレーティングソフトウェアからわずかな手順で設定できます。そのため、ifmは安全性向上のため、さまざまなタイプの車両で使用できるコスト最適化されたソリューションを提供します。このシステムの中心的要素は、オートメーションの専門家ifmの、内蔵3Dカメラチップです。このカメラは、画像の各ピクセルに対して正確な距離値を提供するPMDテクノロジにより、3D画像を作成します。この画像情報は、スマート3Dセンサ内の事前定義済みアルゴリズムによって評価されます。

センサはさまざまなパラメータに基づいて、さまざまな設置状況や動作状況に合わせて設定できます。衝突が差し迫っていることを検出すると、センサは対応する信号を、運転者に対する表示として視覚的に提供しますが、車両コントローラなどへの信号停止も行います。

結論

スマート3Dセンサは、確実に衝突を回避することにより運転者をサポートする、スタンドアローン支援システムです。

工学博士のDietmar Regener氏は、また次のようにも述べています。「既に3か月使用してきたシステムを現在試験中です。最初の結果は非常に良好です。当社、企業幹部、運転者は皆、システムを信頼しています。運転者は作業が損なわれることがないどころか、支援してくれると言っています。そのため、2台目のサイドローダ用にもう1つシステムを購入して、他の車両にもこのシステムを使用することにしました」

ifmは、自動化された信頼性を担保し、人件費を削減する、コスト最適化されたソリューションを提供します。

ifm製品による成功事例がありますか?

ifmのハードウェアまたはソフトウェアを使用して興味深いアプリケーションを実装した経験をお持ちですか? 弊社センサを使ったプロセスフローの最適化に関する皆さまのお声や活用事例をお寄せください。ご意見・ご相談もお待ちしています。また、弊社の豊富なノウハウの紹介・説明も無料で承っております。

最新の成功事例

ifmのソリューションによってお客様がどのようにコスト削減に成功したかを、各産業におけるアプリケーションレポート・ケーススタディ・事例動画でご紹介します。製造効率化と機械性能向上も同時に実現します。