- IO-Linkの利点
- 製品選択
- IO-LinkコンバータとIO-Linkディスプレイ
- 速度値をIO-Linkに変換
IO-Linkスピードモニタ
DP2122の速度監視・診断
センサは、カムや金属製ターゲットが通過すると検出部のON-OFFで周波数の方形波出力を行い、この信号から速度を算出します。これはPLCやifmのパルスモニタリングディスプレイ、スピードモニタおよびDP2122など様々な機器で行うことができます。
DP2122はさまざまなメリットをもたらします。
- 近接・光電センサなど検出方式に関係なく使える
- 現場のセンサに直接接続して診断できる
- 速度を表示し現場で確認できる
コンバータは、IO-Linkまたは本体から操作できます。
IO-Linkを使わなくても、本体のオレンジ色の部分を回して4つの操作でパラメータの設定ができます。これにより、2つのしきい値にスイッチングポイントを設定し、デジタル出力で速度の超過・低下を把握できます。測定した実際の速度をディスプレイに表示します。
IO-Linkでは、測定した実際の速度や周波数の値を、設定したスイッチングポイントからプロセスデータとして速度を診断できます。