FAQセクションには、非常に重要な疑問に対する答えがあります。 用語集には関連する技術用語が網羅されています
IO-Linkを経由して、測定値とプロセス値は純粋にデジタルの形式で、変換なしでセンサからPLCに伝送されます。
測定値の伝送はすべてデジタルに行われます。 測定値の変換がありません。 アナログ信号伝送では、デジタルで測定された値がセンサでアナログ信号に変換されてPLCに伝送され、そこでデジタル信号に再度変換されます。 この伝送原理は、エラーや変換ロスが生じやすいです。 その他のメリットはここをクリックしてください!
はい。 IO-Linkマスタが、通信サイクル内のすべてのIO-Linkデバイスをチェックします。 デバイスが応答しない場合、断線が直ちに検出され、測定値にかかわらず信号が送られます。
はい、これはイベントによって行われます。 センサ(デバイス)は不正な動作状態を検出してマスタに通知します。 これはインターフェースにビットを設定することで行われます。 マスタはこのイベントを読取って、従来型のエラーコードとしてコントローラに伝送します。
IO-Linkマスタは1台または複数のIO-Linkデバイスとフィールドバスとの間の接続を確立して、ゲートウェイとして機能します。 製品概要: IO-Linkマスタ
すべてのマスタポートは、 マスタポートモード(DI, DO, IO-Link)、プロセスデータ幅、データ長といったアプリケーションの要件に従って、ユーザが設定する必要があります。 推奨: 将来、互換なデバイスに交換する場合のために、デバイスIDをアクティベーションします。 moneo configure ソフトウェアを使用すると、ネットワークをスキャンして利用可能なIO-Linkマスタと接続されているデバイスを探せるので、この作業が容易になります。
ポートが自動的にアップロード/ダウンロードするかどうかは、1つはIO-Linkデバイスのパラメータ設定、もう1つはマスタポートの構成に依存します。 IO-Linkデバイスのパラメータとマスタ構成は、LR DEVICEなどのエンジニアリングツールを使用して行われます。 USBメモリによるLR DEVICE: QA0011 ダウンロードによるLR DEVICE: QA0012
一般的に、IO-LinkセンサはIO-Linkインフラストラクチャがなくても機能します。 この場合、センサは通常のセンサとしてふるまい、追加情報は提供されません。 しかし、メモリプラグと組合せると、IO-Linkセンサによってセンサパラメータ設定を大幅に簡素化できます。 システムが後でIO-Linkに改造された場合、IO-Linkのメリットはすべて、直ちに利用可能になります。
IO-Linkのないインストール環境では、メモリプラグを使用してパラメータを交換装置に伝送できます。 そのためにメモリプラグは、接続されているIO-Linkセンサのデータを読み取って保存します。 保存されたパラメータは、同じタイプの工場出荷時設定のセンサにコピーできます。 ifmメモリプラグ: E30398
電気信号を運動エネルギーに変換するデバイス。
Aポートにはデバイス用の低電流電源が内蔵されています。 Bポートは、出力用に二次絶縁電源があります。
コントローラから、リクエスト後にのみ伝送されるデータ。(パラメータデータ、診断データなど)
(IO-Linkマスタから、およびIO-Linkマスタへ、)両方向に移動するデータです。 したがって、センサは実行中に設定と読取りが可能です。
IO-Linkデータ伝送レート。 IO-LinkデバイスとIO-Linkマスタとの間で、サイクル当たり最高32ビットを伝送できます。 COM1では、4.8 kBit/s、COM2では38.4 kBit/s、COM3では230.4 kBit/sで伝送されます。
デバイスとはセンサ、アクチュエータ、またはハイブリッドデバイスです。 パッシブな接続機器で、マスタのリクエストのみに応答します。
デジタル入力/出力。
デバイスタイプマネージャ。(メーカー固有のドライバ)
IO-Linkを使用すると、ユーザは入出力データをセンサ/アクチュエータデバイスのポート経由で受信します。 通常の入力/出力ポートの区別は適用されなくなります。 IO-Linkを使用しない標準モードでは、IO-Link対応デバイスの各ポートを入力または出力として構成できます。
デバイスは、不正な動作状態をイベントによってマスタに通知できます。 これはインターフェースにビットを設定することで行われます。 マスタはこのイベントを分類エラーコードとして読取ります。
フィールドデバイスツール。(ifm Containerなど)
デバイスマスタファイル - フィールドバスに接続されるデバイスのインターフェースを記述します。 GSDファイルはファイルとして利用可能で、デバイスメーカーが提供します。
オートメーションシステムの運用および観察デバイス。(ヒューマンマシンインターフェース)
ゲートウェイとは異なり、ハブは2つのまったく同じインターフェース間の接続を確立します。 USBハブなどが知られています。
センサとアクチュエータの両方の機能を組合わせたデバイス。
国際規格IEC 61131は、プログラマブルロジックコントローラの基本に関するものです。 パート9では、小型センサおよびアクチュエータ向けのシングルドロップデジタル通信インターフェースという記述でIO-Linkが説明されています。
電子デバイス記述。(IOデバイス記述)
IO-Linkマスタによって監視および制御されるフィールドデバイス。
上位のフィールドバスとIO-Linkデバイスとの間の接続を確立します。 IO-LinkマスタはIO-Linkデバイスを監視して制御します。
MESは、プロセス指向型の多層的な生産管理システムを構成する要素の1つです。 生産計画向けの同様に効率的なシステムであるERP(Enterprise Resource Planning)システムとは、プロセスオートメーションの分散システムに直接接続する点が異なります。 MESにより、生産プロセスをリアルタイムで管理および制御できるようになります。 これには生産データ取得(PDA)、機械データ取得(MDA)、人員データ取得などの従来型のデータ取得とデータ準備に加えて、生産プロセスに直接影響するその他のすべてのプロセスが含まれます。
IO-Link通信チャネル。
IO-Link仕様1.1に従うIO-Linkマスタは、IO-Linkデバイスのパラメータ設定サーバとして機能することができます。
1:1接続とは、2つの点、場所、またはデバイス間の直接接続です。
物理的な値を電気量に変換するデバイス。
標準入出力: このモードは、IO-Linkマスタポートに接続された従来型のデジタルデバイスと、IO-Link構造なしで使用されるIO-Linkセンサを運用するために使用されます。
PLCとは、マシンまたはシステムの制御に用いられる産業用コンピュータで、デジタル方式でプログラミングされます。 ユーザはPLCを、システムの要件に従ってプログラミングします。 周辺信号は入出力モジュールまたはフィールドバスマスタ、および分散フィールドバススレーブ経由で読取りまたは提供されます。
独立して通信せず、マスタからのリクエストのみに応答するバス接続機器。
変換時間都は、A/Dコンバータが測定値を記録するのに必要な時間と、測定値および診断、断線監視情報をモジュール内で処理するのに必要な時間の合計です。
自動的に一定の間隔で伝送されるデータ。(プロセスデータ、値の状態)
コントローラに関しては、サイクル時間とは入力の読取りから出力への提供までの、プログラムの処理を意味します。 通信システムに関しては、サイクル時間とはすべての接続機器間ですべてのデータ交換が行われ、サイクルが再び開始するまでの時間です。 IO-Linkでは、伝送レートによって異なります。 COM3では、完全な伝送サイクルは0.46ミリ秒かかります。 COM2では、サイクル時間は2.3ミリ秒です。