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産業用カルマン渦式流量センサ

SVシリーズカルマン渦式流量センサは、媒体が流れた時に測定管の中にある柱(渦発生体)の後ろに発生する渦(カルマン渦)の周波数を検出して流量を測定します。

幅広い産業アプリケーションに対応し、コスト効果に優れた最適なソリューションを提供します。高いコスト効率と機能を実現します。過酷なプロセス環境で精度と耐久性を発揮します。

カルマン渦式流量センサのメリット

さまざまな液体媒体を測定
カルマン渦式測定で媒体の導電率に関係なく測定でき、超純水や水などの液体を扱うアプリケーションに最適です。冷却システムの冷却能力の監視や飲料水の供給量の測定など、さまざまなアプリケーションに対応します。
センサ1つで流量と温度を検出
現在流量の他、媒体温度も検出します。温度測定機能を内蔵し、測定ポイントを追加する必要がありません。
低コストで高精度
カルマン渦式流量センサは、コスト効果に優れて精度が±2%と高く、幅広い産業アプリケーションの流量測定に対応します。植物工場など、正確な灌水の制御で植物の生育環境の監視もできます。
耐久性に優れたハウジングで過酷な産業環境に最適
ステンレス製とオール樹脂製のハウジングタイプがあり、どちらも過酷な使用環境で常に高い耐久性を維持します。旧モデルからデザインを一新したオール樹脂製センサは、耐圧性(1.6MPa、最大90 °C)と耐熱性(最大125 °C)が向上しています。
IO-Linkやアナログ接続も可能
センサは、2種類のタイプで幅広いシステム接続に対応します。ディスプレイ付きタイプは、IO-Link・周波数出力(100~1000Hz)または2点のアナログ出力(2 x 4~20mA)があり、オール樹脂タイプは2線式トランスミッタ(4~20mA)としても使用できます。また、測温抵抗体(PT1000)の信号1点を検出し分析できます。

カルマン渦式流量センサの導入事例

カルマン渦式流量センサは、水・液体の流量を高精度で測定します。プラント配管の水冷能力を維持し、植物工場の正確な灌水制御で植物の生育を管理します。ifmのソリューションを実際に導入されたお客さまの事例をご覧ください。

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システム構成

製品の特長

SV流量センサ ディスプレイ付き IO-Link

  • プロセス値とスイッチング値をTFTディスプレイとLEDで表示
  • 丈夫でコンパクトな保護構造IP65・IP67のステンレス製ハウジング
  • IO-Linkまたは2点のアナログ出力(4~20mA)で流量と温度を常時監視
  • 取付が早くて簡単、ディスプレイ部が回転可能なインライン式

SV流量センサ オール樹脂タイプ アナログ・測温抵抗体(PT1000)出力

  • ハウジングとセンサを一体化し高温・高圧のプロセス環境に強い
  • 強度と耐久性に優れた耐加水分解性プラスチックを使用
  • 2線式トランスミッタとしても機能
  • 欧州各国の飲料水規格にも適合(一部タイプ)

カルマン渦式流量センサ FAQ

カルマン渦式流量センサ技術

センサの測定管の中には柱状の物体(渦発生体)があり、媒体が流れると渦発生体の下流に流速に比例する渦(カルマン渦)が交互に発生します。カルマン渦の周波数をセンサの圧電素子で検出して流速を求めます。この流速(渦の数)と既知の管径から流量が求められます。特長:媒体の圧力・温度の変化に影響されない、高精度な流量測定ができます。