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丈夫でコンパクト、次世代型車載コントローラ
ecomatシリーズに、新製品の高性能ミニコントローラCR403SとCR413Sの2つが加わりました。コンパクトな外観に、保護構造IP20の防塵・防水性と24点または32点の入出力を備え、建機・特装車の複雑な制御に最適です。ecomatBasicコントローラは小型で、他のecomatController製品より端子接続が少なくても、これに匹敵する高いパフォーマンスを発揮するRAM性能を搭載しています。
ecomatBasicコントローラは、凍結する低温環境や炎天下の高温環境でも安定した動作を実現します。使用温度範囲は-40℃~+85℃と広く、さまざまな作業環境に対応します。ifm製品の特長である丈夫さを備えたecomatBasicコントローラが、過酷な使用環境で理想的な機能を発揮します。保護構造IP20、ドイツ連邦自動車交通局(KBA)の車載用E1型式認定を取得しているため、一般公道を走行する車両にもコンパクトコントローラを搭載できます。
ecomatBasicコントローラ詳細
製品のメリット
車載機能安全に対応
標準機能と安全機能の2つの独立したPLCを搭載、SIL 2 / PL dに適合(CP100S使用時)
統合が簡単
CODESYS 3.5のセーフティライブラリの利用により高い処理性能と便利さを両立
幅広い用途
I/O設定が可能、ニーズに合わせた車両制御機能を作成
複数の通信規格に対応
Ethernet・CANインターフェースによる各種車載通信
システム構成
建機・特装車向けの多彩な機能を搭載
車載システムの中核となるecomatBasicは、大容量RAMと24点または32点の入出力を搭載しています。入出力はすべて設定可能で、幅広い柔軟性を提供します。2点のCAN接続により、他のシステム機器との高速通信に対応します。またCR413Sは、M12コネクタ接続による便利なEthernetインターフェースも搭載。これにより、ダウンロード・保守・データ伝送を実行します。
プログラミングはシンプルで、便利で優れた柔軟性を提供します。ecomatBasicコントローラは、両タイプともCODESYS 3.5により簡単にプログラミングでき、新しいecologサービスツールでも作成が可能です。必要に応じて高機能なセーフティライブラリやファンクションブロックも利用でき、プログラミングとデータ保存の負担を大幅に軽減します。
車載機能安全に対応、充実の安心機能
セーフティライブラリ等のさまざまな内容を含むTÜV認定ソフトウェアパッケージ(2024年末販売)をダウンロードし、ecomatBasicコントローラを車両関連の機能安全規格にすべて適合するセーフティコントローラとして使用することができます。ecomatBasic CR403Sは12点のセーフティ入力、CR413Sは16点のセーフティ入力と4点のセーフティ出力があります。コントローラは両タイプとも、ソフトウェアパッケージと組合わせるだけでSIL 2・PL d・AgPL d・ASIL Cの各機能安全の要求事項をすべて満たします。また、CANopen Safety、J1939 Safety、CIP Safetyのセーフティ通信もサポートしています。
優れた機能と高い柔軟性
- CODESYS 3.5
• 高性能でシンプルなライブラリをプログラミング
•テンプレートを使用しプロジェクト工数を大幅に短縮 - 機能安全に適合
• ソフトウェアパッケージ(CP100S)の使用でコントローラが車載機能安全要求にすべて適合
• 総合的な認証済ライブラリを利用できる - 多彩なアプリケーション
32点の設定可能な入出力で幅広いアプリケーションに対応 - 複数の通信規格に対応
• CAN、CANopen、J1939をサポート
• Ethernet IP、Modbus TCP、OPC UA Pub/Sub等Ethernet通信ネットワーク対応
• CANopen Safety、J1939 Safety、CIP Safetyのセーフティ通信